大人もなる「あせも」、かいて悪化させてない?夏の肌トラブルを防ぐ汗対策

「あせもは子どものもの」と思っていませんか?実は大人も、汗をかきやすい場所や蒸れやすい部位にあせもができます。かゆくてかいてしまい、悪化させてしまうケースも少なくありません。この記事では、あせもができる仕組みと、夏の肌をすこやかに保つ汗対策を紹介します。
あせもができる仕組み
あせもは、汗の通り道(汗管)が汗やほこりで詰まり、汗が皮膚の中にたまって炎症を起こすことで生じます。大量に汗をかく・汗が長時間肌に残る・蒸れるという条件が重なると、首まわり、ひじやひざの内側、わきの下、背中、おなかなど、汗がたまりやすい場所にできやすくなります。
いちばんの対策は「汗をためないこと」
- 汗をかいたらこまめに拭く・洗い流す:濡れたタオルやシャワーで汗を流すのが効果的。乾いたタオルでゴシゴシこすると刺激になるので、押さえるように。
- 通気性・吸湿性の良い服を選ぶ:綿や吸汗速乾素材で、汗を肌に残さない。ぴったりした服より、風が通るゆとりのあるものを。
- 汗をかいたら着替える:濡れたままの下着・シャツは蒸れの原因。替えを用意しておくと安心。
- エアコン・除湿で汗の量自体を抑える:そもそも大量に汗をかかない環境づくりも大切。
正しい洗い方とスキンケア
清潔に保つことは大切ですが、洗いすぎ・こすりすぎは逆効果です。
- 石けんやボディソープはよく泡立て、手やタオルでこすらず泡で包むように洗う。
- すすぎ残しは刺激になるので、しっかり洗い流す。
- お風呂上がりは清潔なタオルで押さえて水分を取り、必要に応じて保湿する。
- 汗をかいたあとのベタつきが気になる部位は、日中もシャワーやウェットシートでリセット。
かゆくても「かかない」工夫
あせもを悪化させる最大の原因がかきむしることです。かくと皮膚が傷つき、炎症が広がったり、細菌が入って「とびひ」などにつながることもあります。かゆいときは冷たいタオルで冷やす、爪を短く整える、といった工夫でかくのを防ぎましょう。
こんなときは皮膚科へ
かゆみや赤みが強い、広範囲に広がる、ジュクジュクして治らない、化膿しているといった場合は、自己判断せず皮膚科を受診しましょう。市販薬を使う場合も、症状に合うものを薬剤師に相談すると安心です。
まとめ
あせも対策の基本は「汗をためない・蒸らさない・こすらない」。こまめに汗を流し、通気性の良い服で過ごし、かゆくてもかかない。大人の肌も、ちょっとした心がけで夏のトラブルをぐっと減らせます。
※本記事は一般的な情報であり、診断・治療を目的としたものではありません。症状が強い・続く場合は皮膚科を受診してください。