1日1回の『マインドフルネス』で脳を変える!

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『マインドフルネス』って聞いたことありますか?瞑想の手法から宗教性を除いたものなんですが、わずかな期間行うだけでも脳に良い効果があることが科学的に証明されているんです!集中力や仕事の効率UP、産後うつ・うつ病・不安症・パニック障害などの再発防止など、ストレスを感じにくい脳へ変えられます!

『マインドフルネス』とは

みなさんはNHK・Eテレの『サイエンスZERO』って番組ご存知でしょうか?

『サイエンスZERO』は、私たちの未来を変えるかもしれない最先端の科学と技術を紹介するとともに、世の中の気になる出来事に科学と技術の視点で切り込む番組です。

この番組のだーーーいぶ前のとある回でマインドフルネスが紹介されたんですが、最近その回を再放送してたんですよd( ´∀`)
マインドフルネス自体は知ってたんですけど、その回を見て改めて「すごいな!そんなものまで変わるのか!」とビックリしまして。今回ご紹介することにしました(笑)

 

瞑想は仏教の世界で古くから行われてきた精神統一法で“心を無にする”みたいなイメージがありますが、マインドフルネスは少し違います。
誰でもできるように瞑想から宗教性をなくしたものではあるのですが、マインドフルネスの目的は“雑念に気づくこと”です。

雑念に気づき、認識し、客観視する。
そうすることで気づけることがあったり、自分で自分をコントロールしやすくなったりするんです。

 

ほら、周りの人の方が冷静でいろいろ見えてたりするじゃないですか?
自分自身をそういう状態に近づけるイメージです。

 

具体的に何が変わるの?

そんなマインドフルネスをすることで何が変わるのか・・・

 

ズバリ、脳と遺伝子の活動と脳の形ですΣ( ̄。 ̄ノ)ノ!!

 

マインドフルネスは様々な実験が行われており、内容も様々です。たった1日5分だったり、1日45分を8週間続けた結果だったりします。そういった実験でこんな結果がでました。

  1. 『dlPFC』という前頭葉の一部の活動が大きく上がった
  2. 『RIPK2』という遺伝子の活動が劇的に下がった
  3. 『海馬』が大きくなり、『扁桃体』が5%減少した

 

 

1の『dlPFC』は思考や認知など知的活動のまとめ役をする重要な部分で大脳全体の司令塔と言われています。
人の脳はリラックスしていると車のアイドリング状態のようになっていて、その状態を『デフォルトモードネットワーク』と言うのですが、その状態が大きくなりすぎると昔のことをずっと思い出して落ち込んだり、将来が不安で不安でしかたなくなったりしてしまうんです。
『dlPFC』の活動が上がると、この『デフォルトモードネットワーク』をうまくコントロールできるようになり、ストレスを感じにくい脳になると考えられています!

 

2の『RIPK2』は慢性の炎症に関わっている遺伝子です。この遺伝子の活性は動脈硬化などに関係していると考えられているんですが、その活動がたった1回のマインドフルネスで劇的に下がったんです!

 

3の『海馬』は記憶や感情のコントロールに関わる部分で、ストレスを受けると損傷し、うつ病などに繋がる可能性が指摘されています。そんな海馬が、マインドフルネスを続けることによって大きくなったんです!ストレスに蝕まれた海馬が回復する可能性が見えてきました。
さらに不安や恐怖といったストレスに反応する『扁桃体』が5%減少していたため、ストレスに対しての過剰な反応も抑えられるのだと考えられています。

それぞれの実験内容を知りたい方は・・・マインドフルネスで脳を改善!|サイエンスZERO

 

こういった結果から、医療現場や世界中の企業でマインドフルネスが導入されているんですよ!
ヤフーやグーグルなどの有名IT企業でも取り入れられています。長時間PCと向き合っていると自律神経が乱れてストレスを感じやすいですからね。。。

それに、マインドフルネスによって産後うつから抜け出し、子どもとうまく付き合っていけるようになったお母さんもいます!

 

ただし!!心のトラブルを“今”抱えている人は医師との相談が必要です。
マインドフルネスは心のトラブルの再発防止のため、ある程度問題から抜け出せた段階で取り入れると効果の高いものです。でも、まだ問題を抱えている中で行ってしまうと危険な場合もあるそうなんです(>_<)だから十分気を付けてくださいね!

 

マインドフルネスの実践法

さて、そんなマインドフルネスはどうやって行うのでしょうか?
やることは簡単です。意識して、感じるだけ。

 

1、呼吸に注意を向ける
息が入ってくる体の感覚を感じるようにします。すると、お腹や胸が膨らんできます。それを「膨らみ膨らみ」と心の中でとなえます。出ていく時は「縮み縮み」と心の中でとなえます。このとき大事なのは呼吸をコントロールしないこと。深く吸いたい時は深く吸い、浅く吸いたい時は浅く吸います。しばらく続けていると何か雑念が浮かんできます。

2、雑念に気づき呼吸に注意を戻す
これが出来るようになったらいよいよマインドフルネスを始めます。

3、いろんなものを同時に感じる
足の裏が床についている感じ、お尻が椅子についている感じ、体がすっと伸びている感じなど、なるべく同時にいろんなものを感じ取ります。すると雑念自体があまり出て来なくなります。
最後はまぶたの裏に注意を向けてゆっくりと目を開けます。
時間はあまり重要なファクターではありません。自然が豊かな公園の中を歩くと、マインドフルネスと同じような効果が出るというデータもあります。歩いて行くといろんな刺激が入ってきます。それを五感で感じとっていくというのがマインドフルネスでやっていることと共通しています。

マインドフルネスで脳を改善!|サイエンスZERO

すごくないですか?これだけで脳の形まで変わっちゃうなんて不思議すぎますよね!
でも、それだけ私たちの脳は些細なことに影響を受けていて、どんどん変わっていくということですね。

病気で脳が回復することはないだろうって言われていた人が、諦めなかった家族のリハビリによって出来なかったことが出来るようになったりしますもんね!

 

まとめ

マインドフルネスとは、意識して五感で感じて、自分を客観視できるようにしていくこと。そうすることによって脳の形や遺伝子の活動までも変化が生じるというものです。
ストレスが多い世の中で、自分の身は自分で守れるよう脳もトレーニングしましょう!

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