美容とストレスにチョコレート!抗酸化作用とアンチエイジングに効果があるって知ってました?
前回は、チョコレートとは?知っていそうで知らない、豆知識をご紹介しました
今回は、一歩踏み込んで、健康食品としてのチョコレートの魅力に迫りましょう
チョコレートには…
ストレスを軽減、脳を活性化、抗酸化作用でアンチエイジングなど、
美味しく嬉しい効果が沢山あります
チョコレートを食べて、ステイホーム、リモートワークを乗り切りましょう!
カカオポリフェノールでストレス軽減、脳の活性化、抗酸化作用でアンチエイジング
・ストレス軽減
カカオに含まれるポリフェノールには、ストレスを緩和する効果があるといわれています
ストレスによって過剰に増えてしまったホルモン分泌を抑えてくれるのです
ホルモン分解の際に発生してしまう活性化酸素を分解する手助けをすることで、
ホルモンの異常分泌を抑える効果につながります
・脳の活性化
更に、チョコレート特有の香気成分が中枢神経にアプローチ、
集中力を向上させる作用も認められています
カカオに含まれるテオブロミンという成分は、大脳を刺激し集中力や記憶力を高めてくれます
高カカオチョコレートに含まれる高濃度カカオポリフェノールが脳の血流を増やすことも
研究結果として認められています
・抗酸化作用でアンチエイジング
ストレスや運動、アルコール、喫煙などにより、体に大きな負荷がかかることは、
活性酸素の過剰な分泌につながってしまい、この活性化酸素の過剰分泌は
からだ中の細胞にダメージを与えてしまいます
しかし、カカオに含まれるカカオポリフェノールには、活性酸素の働きを抑える
抗酸化作用があるといわれています
すなわち日々体内で、活性化酸素により引き起こされるトラブルを防いでくれる可能性があります
第4のチョコ、ルビーチョコレートとは?
実は80年ぶりの新カテゴリといわれ、
従来のダーク、ミルク、ホワイトに次ぐ第4のカテゴリとして注目を集めています
スイスのチョコレート会社「バリー・カレボー」が10年の歳月を経て開発に成功しました
ルビー色の成分を持つ特殊なカカオの選別に加え、
独自の技術で天然のルビー色のチョコを製造しています
カカオの身自体は、ブラジル、エクアドル、コートジボワールなどのもですが、
品種や原産によって決まるのではなく、
たまたま該当の特徴を持った(ピンク色になる前駆物質が自然に存在する)カカオだけが、ルビーチョコとして色と風味を表現できるということらしいのです
もちろん着色料不使用
カカオの天然色で、今までのチョコレート色の常識を覆す華やかな色味をしています
コクがあり、ベリーのようなフルーティーな酸味、柔らかな甘みが特徴です
健康食品カカオニブもチョコなの?
名前からカカオやチョコの仲間だと想像のつくも方も多いかもしれません
最近では、スパーフードとして人気も高まりつつあります
カカオ豆を醗酵、焙煎しチップ状に粉砕したもの⇒カカオニブ
カカオニブをすりつぶしたもの⇒カカオマス(チョコレートやココアの原料)
つまりカカオニブは、チョコレートなどに加工される前段階のカカオのことです
カカオニブはもちろん、そのまま食べる事もできますが、
砂糖などは一切加えられていないため甘味は一切感じられず、
歯ごたえのある歯触りと、芳醇なチョコレートの香りとともに苦みや酸味を感じます
では、味とともに気になるスーパーフードとして期待できる効果や成分を見て行きましょう
【カカオポリフェノール】
ストレスを緩和させる作用がある
肌や、体の老化を引き起こす活性酸素を除去する効果があり、アンチエイジングに
【カテキン】
カテキンもポリフェノール同様に抗酸化作用があり、アンチエイジングにも
【カカオプロテイン】
カカオプロテインの一部は難消化性(小腸で消化吸収されず大腸に届く)性質があり
大腸に届くことで便のかさ増しと、腸内菌のエサとなり整腸作用もあるため、便通改善にも効果的
【テオブロミン】
大脳を刺激することで、集中力・記憶力を高める効果がある
また、自立神経を調整する作用もあり、リラックス効果も期待できる
【アナンダミド】
脳内で神経伝達物質として働く成分で、筋肉の緊張をほぐします
更に幸福感や高揚感をもたらし「至福物質」とも呼ばれています
残念ながら、カカオポリフェノールは脂肪のように体内に蓄積することができません
かといって一度に大量摂取しても排出されてしまいます
厚生労働省は、一日の間食として200カロリーが適量と発表しているので
200カロリー以内を目安に美味しく継続的に食べるとよさそうですね
好みもありますが、特に健康効果が高いのは70%以上のものと言われています
ストレスの多い日常の中で、ちょっとした癒しのおともに
食べ過ぎに注意しながら、美味しく健康的なチョコレートライフを送りましょう